インバウンド向け メタバースイベント

目次

業界:観光
カテゴリ:メタバースイベント

■イベント概要

訪日外国人様向けに安全なインバウンド受入環境を発信するイベントをメタバース内で実施しました。
vartiqueは、イベント会場の制作から当日の運営面・技術面でのサポートまでを行いました。

■当イベントの目的

イベント前、数名の外国人の方に該当地域へ実際に訪れていただき、モニターツアーに参加いただきました。
後日、メタバースイベントにてツアーの体験をもとに、ツアー参加者、メタバースイベントに参加したい外国人の方、地元のホテルや事業者様と意見交換をするイベントです。

本イベントで、外国人観光客の訪日への不安解消及び情報発信をすることで、ポストコロナにおけるインバウンドの誘客促進する狙いがありました。

■イベント内容

2時間にわたるイベントは、主に下記のような流れで進行されました。

  • 開会挨拶
  • モニターツアー映像の紹介、質疑応答
  • ホテル・タクシー会社様からの受入環境状況紹介
  • リアルタイムアンケート
  • 参加者同士での意見交換会/分科会
  • 閉会挨拶
  • アンケート

当日は40名弱ほどの方が実際にメタバース空間に参加し、交流を行いました。

ルーム付近のパネルにカーソルを合わせると、その部屋へワープできる設定もし、スムーズに移動できる設定もしております。

■ポイント

◎イベントに特化した機能

リアルタイムで結果がわかる簡易アンケートを実施

グループごとに会話ができる分科会会場
グループごとに会話ができるよう、3つの離島A~Cを用意しました。
離島の中では外の声が聞こえない、また離島の中の声は外に聞こえないように設定しました。

強制集合機能
それぞれの離島(分科会会場)からメイン会場まで一瞬で集合させることができる機能です。
この機能があれば、分科会後の進行がスムーズになります。

◎運営面

  • 初めてメタバースを体験される方向けに、日本語と英語両方のマニュアルを事前配布しました。
  • 映像や資料を投影するメインスクリーンに加え、右にスクリーンには外国人の方向けに翻訳スライドを投影、左スクリーンには操作説明パネルを設置しました。
  • 技術的なエラーや操作についての質問に対応するために、Slackを用意し参加者のサポートをおこないました。

◎制作面

地域の雰囲気を演出するために、ご当地の写真を装飾したり、360°画像を背景として使用したりしました。

またバグの軽減やネットワークの弱い地域など方にも対応するために、ルームの容量を大幅に削減いたしました。

◎事前検証

本番のイベントを滞りなく進めるため、最大入室可能人数の確認やリアルタイムアンケート、ホワイトボードの機能などを一通り検証し、さまざまなケースを想定し事前に検証しました。

本番当日は、クライアント様と事前リハーサルをし、漏れがないかを確認いたしました。

本番当日までにクライアント様方にも協力していただき、バグなどがあった際には報告いただき、都度対処法を決めてまいりました。
ex)動画が途中で見れなくなる、音が途中で聞こえなくなる⇨再入室をご案内。
当日のイベントでネットワークや長時間の接続によって不具合が起きたお客様には、再入室いただく等の案内をさせていただきました。

■総括

当イベントでは、2時間のイベントで40名ほどに参加いただきました。 ネットワークの環境などで、途中で動画が表示されなくなる参加者様はいらっしゃいましたが、大きな問題が起こることもなくイベントを終えることができました。

離島での意見交換会(グループ会話)やリアルタイムアンケートなど、インタラクティブな機能を用いることで、ZOOMなどではできない新しい形のイベントが実現できました。

VRChatなど機能や表現の自由度がより高いプラットフォームでも同様のことは可能です。 ただwebブラウザベースのメタバースでこのようなイベントができると、専用デバイスなどがなくても参加できるため、メタバースイベントのハードルを低くすることができます。

One VRとは

One VRは企業・ブランド向けのVR(メタバース)空間の制作サービスです。 アプリ不要で、ブラウザで利用が可能で、PC・スマホ・VRゴーグルで体験することができます。

今回ご紹介したインタラクティブ機能(強制集合機能やアンケート機能など)は、ONE VR for イベントのプランにて、ご利用が可能になっております。50人以上などの、大人数向けのイベントにも向いております。他にも全員へのポップアップメッセージや絵などを書けるホワイトボードの設置などが可能です。

ご興味ございましたらお問合せくださいませ。

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